あらすじ
任務請負機関東支部を襲った十三万の巨悪は、澄男たち北支部勢と南支部監督官たるトト・タート、そして東支部を運営する幹部たち``護海竜愛``と東支部監督官の仙獄觀音によって、その野望半ばに打ち砕かれることとなった。
主犯格も捕らえ、東支部に血の雨を降らさんとした悪意も芽吹く前に潰すことができ、ようやく全てが丸く収まって次の日常にシフトチェンジ―――すると思われた。
間髪入れず、任務請負機関本部から特待受注の依頼が届く。それは東支部侵略を目論んだ主犯格たちが中威区西部都市にて何者かに暗殺され、生命の息吹が途絶えたその土地で、異常な戦力が集結している。その対処をせよというものだった。
また軍隊物かよと流石に辟易する澄男だったが、如何なる任務だろうと率先してこなすレク・ホーランは、今回の任務には乗り気ではないようで―――。
一方、中威区西部都市にある人知れないどこかの一角でその``異常な戦力``は、刻一刻と脈動を強めていた。澄男たちが罷り知らぬその場所で、その戦力の頂点に座する暗澹とした敵意が虎視眈々とその刃を磨き上げていたことなど、澄男たちが知る由もなかったのだ―――。