あらすじ
「いいよ」
何食わぬ顔で返事をした。
私は三姉妹の真ん中
浩子
当時10歳。
二つ下の妹由美は無邪気にはしゃいでいる。
返事の相手はママ。
学校のプール学習から帰った私に
「引っ越すよ」
と一言。
「何処へ?」
なんて聞かなくても行き先は知っている。
妹以上に嬉しいはずなのにうまく表現できない。
そうだ嬉しかったんだ。
二つ上の姉
美智も嬉しかったはずだ!
あの日
三人とも幸せになれると確信したんだ。
「おぉ~」
来た!
新しい
「パパ」
手にはこの前おねだりしたバトン
「やったぁ~ありがとう」