あらすじ
西暦26××年、大規模な世界大戦により地球が破壊されたあとの話。
今や地球上にはほとんど陸地がなく、四人の人間と十頭の牛しか棲息していない。
その四人と十頭が暮らしているのは〈サトウ牧場〉という場所であり、この牧場自体が小さな孤島である。
そんな中、サトウ牧場の住人のうちの一人、牧場主夫妻の娘、〈メイ〉が崖の下で死んでいた。
これは不幸な事故なのか?
それともこの孤島に住む誰かがメイを殺したのか? だとしたら、動機はなんだ?
牛飼いの青年、〈ソラ〉と、牧場一賢い牛、(マザー・モウ〉の視点から、メイの死について考えていく。