あらすじ
溜息と共に漏れた言葉が宙を舞う。
俺は操縦席のリクライニングをグッと引き下げ、力なく体を倒した。微弱な重力装置のおかげで、ゆっくりだが体が座席に沈み込む。操縦席の巨大なフロントガラス越しに広がる、どこまでも続く果てのない宇宙の闇。意識が静かに吸い込まれていく。こうやって座席に身を委ね漂っていると、宇宙とリンクしているような感覚になるのだ。
宇宙船クレードルは、地球から150光年離れた「おうし座ヒアデス星団」の中を航行している。目的地の惑星が属する恒星「アイン」が他の星よりわずかに大きく見え始めていた。他の星の2個3個分は大きいだろうか。しかし、それでもまだ遠い。まだまだ遠い。目的地まではあと何十年とかかるだろう。
何故こんな事になってしまったのか……
「生ける屍だな。今日から俺は」 言葉が力なく漂う。
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以前、エブリスタ仲間のホラー企画で考えてたお話ですが、完成しませんでした。
そして後半のホラー部分には辿り着きさえしませんでした。
妄想コンテストより長い中編程度の話ですが、せっかくAIというお題があるので、
すこしずつ無理なく、ひっそり更新していこうと思います。
血が出たりする場面等ありますので、レーティングを設けました。