あらすじ
男は語り掛ける。
人の体内時計は25時間だ。不思議ではないか?地球は24時間なのに。
火星の一日は25時間。もしかしたら、地球はかつて25時間だったのかもしれないが。今いる地球人は、火星人なのかもしれない。
火星にいる今、誰もいないこの場所で男は問いかける。
伸びしろって言葉があるじゃないか。あれ、昔から不思議だし大嫌いなんだ。
能力って、たぶん上限が決まっているはずなのに。無限にあるなんてことありえない。それなのに「伸びるもの」だと定義しているのは、おかしなことだ。
誰もいない空間で、語り続ける。
表紙 かんたん表紙メーカー