あらすじ
サッカーの部活を眺めている三波佐由子に、マネージャーである高科涼子が声を掛ける。サッカー部のキャプテンで、高科とお隣さん、幼馴染、同級生である河合修一をめぐって、三波佐由子と高科涼子の探り合いが始まる。
「隣に座ってもいい?」
「サッカーの事は、よく分かりません」
「サッカー部のマネージャーをやってみる?」
「高科先輩は、付き合っているんですか?」
「お隣さんだし、幼馴染だし」
「答えになっていません」
「サッカー部のキャプテンとマネージャーという関係だし」
「河合先輩も承知している事ですか?」
「何が言いたいのよ」
「高科先輩の勘違い、思い違い、片思いっていう事もありますよね」
「サユちゃんも早く帰った方がいいよ」
「……」
「修一を好きになるのは、私だけでいいし」
「先輩、好きです。私と付き合ってください」
“その言葉は、私が現在、過去、未来、修一に言えずにいる想い”