あらすじ
■■第二部連載開始しました■■
「化け物しかいないビルだけどな。管理してくれるなら一室タダで貸してやる」
それは刑事を辞めたばかりの行平には、何とも魅惑的な申し出だった。
二つ返事で了承した行平は、探偵事務所を開くことになるのだが、そこは文字通りの「化け物」の巣窟で――!?
●滝川行平
とある事情により警察を辞め、ビルのオーナー兼探偵となる。
理屈の通用しない「不可思議」が大嫌いなのに、何故か自身の周りに「不可思議」が集まってくるのが悩みの種。
●呪殺屋
行平のビルに住み着いている法衣姿の怪しい若者。
行平いわく「良いところは顔くらい」。
●相沢
行平の刑事時代の先輩で、ビルの管理を押し付けた張本人。
行平いわく「刑事というよりホスト」顔で、呪殺屋いわく「二枚舌」。
●見沢
同じくビルに住み着いている占い師。おねぇ口調のオカマだが、女子高生に大人気。行平からの呼び名は「詐欺師」。
* * * *
【第一部】2016/6/7~2016/8/28連載
■案件1.月の女王
■案件2.永遠の子ども
■断章.オオカミさんの腹の中
■案件3.天狗の遠吠え
■断章.秘密のりんご
■案件4.愚者の園
【第二部】
■案件1.硝子の右手 [11/21~12/11 連載]
滝川万探偵事務所として再始動した行平のもとに飛び込んできた依頼。それは、小学校で流行っている「こっくりさん」について、だった。
■案件2.ピノキオの純真 [12/12~12/19 連載]
残暑のきついある日、『犬』にまた何かが憑りついた。伝えたいことがあると言う少年に、行平は力を貸そうとする。
■案件3.言霊の記憶 [12/19~5/8 連載]
「このビルは、不可思議を呼び寄せる」不吉な相沢の発言からほどなくして、行平の住む街では行方不明事件が頻発する。見沢は「人間の仕業ではない」と断言するが。