あらすじ

「絶体絶命の委員会則五十条ね。でも絶対に勝てないこの会則があるから、私たち執行委員会が勝つ」(咲別高校三年・第百十二代執行委員長 華見凛)「私たちの卒業を賭けた最後の闘いです。一気にたたみかけて防戦一方に追いこみ、遅くとも九月末までに決着をつける」(サキベツ定時制高校三年・第百七代生徒会長 夜叉神華穂) 現代日本の北国。同じキャンパスにある兄弟校、市立咲別高校と市立サキベツ定時制高校は明治の開拓学校以来の伝統で、生徒会(執行委員会)の議案を互いに交換・承認しあう風変わりな「二院制」の会則があった。 生徒三千人の咲別高校で歴代最高支持率を誇る執行委員長・華見凛は、生徒わずか八人のサキベツ定時制高校生徒会長・夜叉神華穂の会則の盲点を突いた策略で、部活動予算の全権を定時制生徒会に奪われる。会則上必敗の窮地に追い込まれた華見は、咲高生徒代表二十人が集まる「代議員会」で一発逆転の秘策を放った。 昼夜で攻守が逆転交代する学校で、委員会則を駆使して対決する高校生二人。金蘭双璧の青春政争会議バトル「双華の大乱」、最後に勝つのは昼学執行委員長か、夜学生徒会長か。第十四回講談社パワーズ新人賞最終候補作(4/144作品)改題全面改稿。

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エブリスタ2023/11/04
  • 現在の作品生徒会大乱 ~卒業は、秋色の風の中で