あらすじ
長瀬美織(みおり)は中高一貫の私立学園に通う中学3年生。1学年下の高見蓮(れん)と付き合い始めたばかり。
ある日、叔母が子宮頸がんになったという報せに母は泣き出してしまう。学園内のがん教育で特別授業を受け、予防のため16歳までにHPVワクチンを接種するなら、あと少ししか時間がないと気づく。一度はHPVワクチン接種を決めた美織だが、周囲の反応は様々、SNSでひどい副反応の例も見て気持ちが揺らぎ始める。
「子どもにワクチン打たせる親はバカだ」
「女がエロいからかかる病気じゃん」
「ブスはワクチン打つ必要なし」
SNSのコメント、学園内での心ない噂に傷つく美織は、次第に高見を避けるようになってしまう。「わたし、子宮頸がんになりたくない。だからHPVワクチン接種して予防したいだけなのに。なんでこんなに苦しまなきゃいけないの……」
※表紙イラストはミカスケさまのイラストを利用しています。
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