あらすじ
職場で陰湿なイジメを受けて、退職したばかりの主人公 瀧川トシコ(37)は、父親の兄と祖母が住む、長野県の田舎町へと一ヶ月静養する事になった。
笑いの絶えない家族の中で、少しずつ笑顔と元気を取り戻していく一方、家の側を流れる川から、木の船に乗った「赤の折鶴」を拾う。
川上にある宿場町へと出掛け、食事処へ立ち寄った時、偶然にも川から流れてくる木の船と同じ置物を見つけ、トシコは、木の船を作っている民芸屋へ向かってみるものの、店の外でうっかり「赤の折鶴」を落としてしまった。
探し歩いて辿り着いた先に居たのは、永田静雲(37)だった。
彼は初対面なのにも関わらず、トシコにひどい言葉を浴びせ、その場を追い返す。
だがトシコは、彼の言葉にどこか自分と同じで、深く傷付いた経験があるように思えて、頭から切り捨てられずにいた。
彼に近付く度に拒絶をされる。
でも私は…。
何故あなたが「赤の折鶴」をいつまでも折り続けるのか…。
あなたを知りたいの…。
今の私なら、きっと分かってあげられるはずだから…。
表紙イラスト=真威さんhttps://estar.jp/users/2277111
製作BGM=「Why?…」浜崎あゆみfeatJUNO