あらすじ

夏休み明け、極度の面倒くさがり屋「樽井(たるい)」の隣の席に転校生の「夏野ひかり」がやってきた。 大きなキャリーバッグが相棒の白いセーラー服を着ている彼女は、樽井が寝ていようとおかまいなしに話しかけてくる。自己紹介で蝉の鳴き真似をした時から面倒くさそうで関わりたくないと思っていた樽井は夏野の存在を疎ましく感じていた。 しかし夏野から一緒に怠くて面倒くさい夏なんて滅ぼしてしまわないかと誘われてから樽井の生活は一変する。 一週間後に終わる夏の埋葬を始めることになった二人。屋上でしゃぼん玉を埋葬したのを皮切りに、スイカ、棒つきアイス、海、夏の魔物、ラムネとプールを順調に滅ぼしていく。夏野と埋葬を通して関わっていく中で夏や執着への嫌悪、自身の過去や性格、他人との関り方についての考えが変化していく。 そして夏が滅びる日、樽井はとある真実を知ることになる。 極度に面倒くさがりの少年と面倒な少女が一つの季節の死に向き合い、成長する物語。

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エブリスタ
エブリスタ2023/03/05
  • 現在の作品夏野、滅びないで