あらすじ
家族にも学校にも居場所がない坂口柑奈は、歩道橋の上から投身自殺を図った。
そして、見事、即死。
やっとこれで自由になれるはず。
「想定外の死を成し遂げた貴女には、是非ともして欲しい事があります」と、人間の姿をした神様に言われて異世界へと転生させられてしまった柑奈は、なんと皇帝の花嫁候補として獣神が扮した皇帝とともに過ごすという事だったのだ。
せっかくチャンスをくれたので、異世界に慣れない等と途方に暮れていても仕方ないと、何人か連れてこられた花嫁候補の女性たちと生活を共にする事に。
最終的に選ぶのは皇帝なのだから、これで選ばれなかったとしても人間界の神様も何も言わないだろうと高を括っていたのに、自分の意思とは反対に皇帝に気に入れられてしまって、本格的に花嫁修業が始まる。
最初は皇帝へ何も恋愛感情など抱いていなかった柑奈だったのに、婚礼の儀式として心身共に一つになった事がきっかけで、妊娠したらしくて体調不良を気遣う皇帝へ、突然恋愛感情が芽生え始めた柑奈。
これを機に皇帝は自分の正体を教えてくれたのだが、柑奈は百獣の王だろうと気にしないと言い、二人は後宮で愛を育む事にした。