あらすじ
高校二年の夏。尽紗は、どしゃ降りの雨の中で真佐実を見つけた。
高一の時から想いを寄せていた尽紗は、しゃがみ込み呆然としている真佐実に手を差し伸べた。
地面に散らばったペンとノート。ノートに書かれた<別れ……ない>という文字。
失恋直後だと察した尽紗は、葛藤しながらも弱った真佐実の心に優しい言葉を投げかける。
弱味に付け込んで、真佐実を手に入れようとした尽紗。
元彼との傷を埋めるために、いつしか尽紗の好意を利用していたことに気づく真佐実。
罪悪感を抱えながら始まった恋の行方は……
物語序盤は、尽紗と真佐美の両方の心の動きを表現しています。
やがて、3人称視点へと変わっていきますので、分かり難いと思いますが、よろしくお願いいたします。