あらすじ
事故死した両親の代わり弟の世話をする牧野瞳子は、ただひたむきに生きてきた。勤める証券会社では7つ年下の朝倉祐二が部下となり、なぜか一途に瞳子にアプローチを仕掛けてくる。
『彼は容姿端麗で金融の才能をもつルーキー。
私への気持ちは、年上への一時的な憧れ』
瞳子は朝倉の想いを本気にするつもりはなかった。しかし仕事先で泊まったペンションで朝倉と寝てしまう。
朝倉の甘い囁きに、瞳子の心が揺れ動いた理由はいくつもあった。
弟が就職せず留学したいと言い出すし、彼氏を若い子に寝取られた。瞳子のメンタルは弱っていたのだ。
年上女の重荷を感じてほしくなかった瞳子は、これは一夜限りの関係だと朝倉に伝える。しかし朝倉は受け入れない。
『僕の童貞を奪った瞳子さんには、
責任を取って結婚してもらいます』
朝倉は、自分の初めてを瞳子に捧げるべく、
童貞を守り続けた変態的な一途男であった。
そこから朝倉の結婚への囲い込みがはじまる。
彼の一途な愛に瞳子は戸惑うが、純粋な彼の気持ちに瞳子の心は次第に絆されてゆく。
しかし瞳子は疑問だった。
『彼はなぜ、私のトリコになったの?』
朝倉には誰も知らない過去があった。
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