あらすじ
迫り来る恐怖から身を潜め合うようにルームシェアをしていた2人。そこに、救いの手を差し伸べてくれる人たちが現れて──。
●何者かにつけ狙われている桜。吏久というカメラマンに助けられ、事件解決のため動画を撮影することに。
小さなスタジオに2人きり。レンズの対岸で交わし合う言葉、視線。
「君といる時は常にカメラを構えていないと、後悔ばかり増えていくな」
「吏久さんって感情があんまり読めないなって思ってたんですけど、カメラに乗せる人だったんですね」
どんどん2人の距離が縮まっていくなか、事件は動き出す……。
●義兄のストーカー行為から逃げ続けている胡桃。男性恐怖症になり、恋愛なんてできないと思っていた。
「保さんと一生触れ合えないかもしれないんですよ。それでもいいんですか?」
「不確定な未来じゃなくて、『今』君といたいんだ。君は? 体じゃなくて心を開いて」
これ以上傷つきたくない。だから何度も傷つけて、試すようなことをしたのに。
甘くて優しい言葉、心地よい距離感が、この殻を剥がしていく。
けれど、ついに義兄に見つかってしまい……。
※暴力など一部過激な演出がありますので心理的配慮が必要な方は閲覧をお控えください。