あらすじ
親友も恋人も仕事も失い、生きる意味を見失った主人公は、死に場所を探して街を彷徨う。だがそのたびに現れる一人の女性警官に行動を阻まれ続ける。やがてその警官・沙希と出会い、ふたりは心を通わせていく。罪と欲望、そして愛の狭間で揺れるふたりが選んだのは、「生きるための共犯関係」だった。
登場人物
■ わたし(主人公)
30代前半の女性。親友、恋人、仕事すべてを失い、生きる目的を喪失。死に場所を探して街を彷徨う中で、沙希と出会い、人生が静かに変わっていく。
■ 沙希(さき)
女性警察官。冷静で責任感が強く、一見クールだが内面には情熱と優しさを抱えている。主人公の行動を遠くから見守り続け、やがて自らも規律を越えて彼女に心を寄せていく。