あらすじ
都の軍学校・揮皇館(きおうかん)の教官をつとめる松本佐一と和泉千隼。
同期で同僚で親友の千隼に、佐一はずっと秘めた思いを抱えている。きっかけは四年前、千隼が片腕を失ったことだった。
「この静かな箱庭で、きみとずっと一緒にいたい」。
佐一の願いは、やがて歪んだ執着へとかたちを変えていく——。
明治初頭の日本に似た、架空の国の時代小説。
主要人物
松本佐一(まつもとさいち) 25歳、軍学校の教官。長身、躁鬱ぎみ。四年前から千隼に片思いしている。
和泉千隼(いずみちはや) 26歳、軍学校の教官。小柄で童顔。四年前の内戦で左腕を失った。
※この作品は、一部に暴力的な表現を含みます。
※性的表現が含まれる話には*をつけています。