あらすじ
高校生の結愛は、雨が降る日、傘を忘れて雨宿りをしていた。そこに現れたのは、見慣れない転校生の晴人。言葉は少ないけれど、なぜか不思議と落ち着く空気に、二人の距離は少しずつ縮まっていく。
美術室で共に過ごす時間の中で、二人は惹かれ合っていくが、晴人の優しい笑顔の裏には、誰にも言えない秘密があった。持病で余命が短いこと、そして、結愛の姉の親友だったこと。彼は、姉との約束を果たすため、結愛の前に現れたのだった。
すれ違う想いと、明かされる真実。悲しい別れを経験した結愛は、晴人が残した手紙と、未完成の絵を胸に、もう一度、前を向く決意をする。これは、涙の意味を知り、再び未来へ踏み出す、切なくも温かい青春の物語。☆「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」