あらすじ
「死にたい」──それだけが私のアイデンティティだった。
17歳の少女・御堂深雪は、毎夜、頭の中で声を聞く。
『おめでとう。君は選ばれた』
その声は「神」と名乗り、「思考によって世界を書き換える能力」を授けたという。
ある日、深雪は“死を望む者たち”だけが所属する秘密の組織《レクイエム》にスカウトされる。
彼女の使命は、**“意識だけで世界を変える殺人”**を阻止すること。
戦いの先に待ち受けていたのは、神の声の正体と、自分自身の過去に隠された、あまりに残酷な真実だった。
これは、最も静かで、最も残酷で、最も優しい「死にたがり」の戦いの記録。