あらすじ
あるところに、幼い頃から一方的に自分だけ話し続けたが為に、他の子達と会話を楽しめなくなってしまった男の子がいた。
それ故に、今や両親だけしか話し相手がいない[コミュニケーション障がい]の男の子・音無響(おとなしひびき)。
ただ、本来の彼は極度の人見知りであり、それと同時に自分から他人に対してだけはどうしても、自然に話しかける事も聞くこともできなかったのだ…
そんな彼がある日、自宅の庭に突然生えていた変な形の草を見た途端、なぜかその草をすごく食べたいと感じ、生で直接食べてしまったのである!
玄関の奥でその姿を見た両親が息子の奇行を見て慌てて駆け寄るも、時はすでに遅し……
彼の人生はそこで終わりを迎え、代わりに見知らぬ野山に生える[小さな草]として新たな一生を送る事となった。