あらすじ

織田信長は裏切られ、炎の中に散った――― ……それは、我々が知っている歴史だった。 だが、もしそれが“記された側の歴史”ではなく、 “記すことを許された者だけが綴った歴史”だったとしたら? 古文書、和綴じ、墨跡。 京都の旧家の土蔵から発見された一冊の記録が、 現代の歴史学を根底から揺るがす。 書かれていたのは、常識ではありえない記述の数々。 「信長はあの夜、ある一族に出会っていた」 「裏切りではなく、“力”が炎を導いた」 「この国の歴史は、見えざる手によって“記されていた”」 著者の名は―――久條凪沙(くじょう なぎさ) 肩書きにはこうあった。 『御筆殿 記録者』 御筆殿(おふでどの)。 日本建国以前より、歴史の裏側を記し、 歴史そのものを“選定”してきたとされる“裏の一族”。 本作は、彼らが“記すことを許した”唯一の記録。 これは、真実か。 それとも――真実だったかもしれない歴史か。 “記録は、選ばれる” 歴史の闇に葬られた、もうひとつの本能寺の変が、いま紐解かれる。

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小説を読もう2025/08/07
  • 現在の作品真実の記録ー本能寺の変ー