あらすじ
新星歴12,345年、6月7日、8:09。
世は第弐拾参神祖「新星(ノヴァ)」の治世。全世界を総べる至高の存在たる『天上神祖』の地位を第弐拾参神祖「新星(ノヴァ)」が賜り、約一万年程前に、歴史上最も偉大なる英雄「アルテナ=サーガ」の手によって史上初の世界征服が成し遂げられた激動と波乱の治世。
そんな治世における数字の羅列が美しい、記念すべき日の記念すべき時間。このひと時が記念すべき時となったのは他でもない、『天啓』の拠る所に起因する。
この『天啓』は万人に届いたものではない。総数は単位にして京を超える有象無象の中で見ればほんの僅か、1%にも満たない僅かな面々にのみ届いたそれは世界全体に甚大な影響を及ぼした。
『天啓である。これより五年後の1月1日、神代が開かれる。新たな神話が語られる事となろう。
故に選ばれし有志に告ぐ、星より賜りし職務(タスク)を遂行し、己が手で神話を創造せよ、神代の礎を築き上げよ』
この前置きの後に語られた衝撃の内容は、数多の有力者達を強制的に任地に駆り立てた。
そうして世界各地に散った選ばれし有志…通称「星職者(スターシード)」達は、それぞれの場所で深い爪痕を残していく事となる。
この物語は、そんな時代の荒波に巻き込まれた「選ばれし者」こと「星職者(スターシード)」らの非日常と憂鬱を描く事となる。