あらすじ
アンテリージョン侯爵家の長女・カミーユは、王家主催の夜会で婚約者であった第2王子オントワーンより婚約破棄を言い渡される。そしてあっという間に隣国との国境を隔てるムーヴェイ大森林に連行され、放り出された。倒れた拍子に思い出したのは、現代日本を生きた女性の記憶。前世の記憶は不思議とカミーユにしっくり馴染み溶け込んだ。絶望しか見いだせなかった現状から生きる気力がムクムクと湧き上がり、堅苦しい礼儀作法から解放され自由になったことへの喜びで胸がいっぱいになる。
「わたくし、もう自由ですわ〜〜〜!」
ハイヒールのヒールを岩にぶつけてへし折り、フラットにして大森林へ1歩足を踏み出した。
※不定期更新