あらすじ

氷川恵一は23歳にして“腎がん”を患い余命宣告を受けた。家族との話し合いの結果、治療はせず緩和ケアを希望する。それを機に実家へと移る引っ越し作業の中、古びたノートを見つける。 そこには初恋の人、壬生紗季への想いが綴られていた。 壬生紗季との記憶をよみがえらせた恵一は、その余韻が夢として現れたのか、小学校の時に初めて出会った頃の夢を見る。 当時は、壬生紗季をその目に留めながらも、声を掛けることはできなかった。 しかし、夢の中では壬生紗季から声を掛けてきたのだ。 その後もノートに綴った夢を見る度に、内容とは異なる結末を迎える。 <願望が夢に現れたのか> <現実は変わらない> そう理解しつつも壬生紗季との夢は、ただ死を待つだけの氷川にとって、かけがえのないものになっていく。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2024/02/17
  • 現在の作品もしも世界が変わるなら