あらすじ
名門校のトップを走る天才高校生、神藤葉羽(しんどう はね)は、推理小説に目がない一匹狼タイプ。日々平穏に暮らしている葉羽は、幼馴染の望月彩由美(もちづき あゆみ)に淡い想いを抱きつつ、気持ちを伝えられずにいた。
ある夜、彩由美のもとに不気味な手紙が届く。それは「遠隔操作で人を殺す」トリックの解説文だった。不可解な文面に興味を惹かれた葉羽と彩由美は、恐怖と好奇心の入り混じった感覚で「幻影の遠隔死」と名づけたこの謎の真相を追い始める。だが、やがて実際の殺人事件が発生し、葉羽の周囲に怪しげな影が忍び寄る。
幻想と現実が交錯する中、冷静な頭脳と大胆な行動力で真実に迫る葉羽。やがて彼は「遠隔操作による死の真実」とは別に、恐ろしい幻影がこの事件に隠されていることに気づき始める……。