あらすじ
10/14完結予定。
成金の父親の会社で事務員として働く千枝華には御曹司の婚約者がいる。
出会いは高校時代だった。
紅葉の季節に図書室で出会った将周(まさちか)は、誰もが憧れる御曹司だった。
彼に恋をした千枝華(ちえか)は幸運に恵まれて彼と婚約することができた。
だが、自分は彼にはふさわしくないのでは、と悩んでいた。
社会人になった現在もまだ結婚には至っていない。
彼は優しくキスをくれるが、それより先を求めない。
あるとき「将周には秘密がある」と告げる男——大和(やまと)が現れた。
彼は千枝華を翻弄し、愛を囁く。
「ごめんなさい、無理です」
「答え、早過ぎない? 君が幸せならいいんだ。だが、今は幸せそうに見えない」
大和は悲しく微笑む。
「こんなに魅力的なのに放っておくなんて信じられない。
困らせるのは本位じゃない。だが、黙っていられない」
彼は千枝華を抱きしめる。
「君を愛している。私じゃダメか?」
将周がくれないような
情熱的な言葉をくれる大和。
そんなとき、彼女に会いに来た帰りに将周が事故に遭う。
千枝華は自分のせいだ、と落ち込む。
大和はさらに千枝華に……。