あらすじ
(全文あらすじ・普通に読まれる方はご注意ください)
平凡な中一女子・高坂花奈《こうさか はな》の元に、異世界・フワモ王国からイケメン王子・コルタと喋るぬいぐるみ・アムが来て同居することに。王が倒れ、また、コルタに殺害予告が来たため逃げてきたと言う。20日間、日本にいて、殺害予告犯に動きがなければ、あるいは王が回復すればみんなの記憶を消して帰るらしい。初めて会うコルタに「君のネットの投稿を見て、ここを選んだ」と言われ強く反発する花奈。花奈はSNSにトラウマがあるのだ。壊れかけの日本語翻訳機のせいでハンナ呼びされたり、魔法を使わない約束なので見張ったり、イケメン好きの友人・ユカリやその彼氏である翔真と交流したり。毎日、持ち前の天真爛漫さで花奈を混乱させるコルタ。ある日うかつな発言でコルタの心を傷つけてしまった花奈は、コルタの言うSNS投稿にあった手作りぬいぐるみ・ベルをプレゼントする。君の作品のファンだと言われ、ネットの「炎上」により手作りから遠ざかっていた花奈は勇気を取り戻す。しかしユカリが何者かに攫われた。翔真とともに学校へ向かう花奈とコルタ。犯人である第六王子、ジンは王太子へのいやがらせからコルタをしめ殺そうとするが、花奈の投げたボールが一助になりアムと翔真がジンを仕留める。コルタは「これ以上迷惑をかけられない」と帰国を決意する。ジンやユカリたちを魔法で送り届けたあと、翻訳機を外し、初めて「花奈」と呼ぶ。別れの寂しさを感じる花奈。だが四カ月後、コルタは花奈たちの記憶を消去しなかったかどで、国王から『二年間の日本での修行』という罰を受けて花奈の元に戻ってくる。