あらすじ
「ピエレット・ブフィエ。お前と婚姻を結ぶつもりはない。婚約は破棄とし、罰として東国の化け物皇帝へ嫁ぐことを命ずる!!」
王位を継いだばかりの婚約者の王子からそう告げられ、後宮入りを強いられた令嬢ピエレット。
向かった異国の皇帝は、化け物と恐れられている。しかしその姿を初めて目にして……ピエレットは呟かずにいられなかった。
「――かわいい」
ぬいぐるみのように毛深く愛らしい白と黒の巨体……大熊猫(パンダ)と呼ばれる獣人。
人とは程遠い姿に、惹きつけられてしまったのだ。
一回でいいから、思う存分撫で回してみたい。ただそれだけの理由で地獄のような後宮を生き抜き、寵妃の座を賜ると決めた――。
※小説家になろうに重複投稿しています。