あらすじ

・企画の目的と、本書の目的および凡例  自主企画では、しばしば企画主による感想を書くという内容の企画が立てられる。しかし、これはメジャーな企画と呼ぶには程遠く、私の批評能力を著しく低く見積もったとしても、評者の選択肢を増やす意義が即座に失われるとは考えられない。  また、同趣旨の企画では、特定の話数にのみ注目されることが多いため、1話あたりの分量が少ないユーザーと多いユーザーとで、公平な対応がなされているとは言いがたい状況にある。この意味で、完結済みの作品を最後まで読了することが最も望ましいと思われるが、このような企画は、長編の場合、企画主の労力に際して、お互いに得られるものが少ないという印象を拭えない(過去の自主企画等による実体験)。  あくまでもこれは持論であるが、プロとアマチュアの最大の違いは、出版社によって作品の質が保証されているか否かという点にあろう。換言すれば、前半で出て来た謎が、後半でしっかりと解き明かされることが担保されているのがプロであり、不透明であるのがアマチュアである。したがって、いつまでも謎を謎のままにしておくようなストーリーは、望ましいとは言えない。読者は、アマチュアである我々を信頼してはいないからである。伏線は引っ張るな――これが鉄則であろう。  したがって、本企画では一律で5万文字程度を読了し、試し読みの読者に近い状態を維持しつつも、なるべく作品を追うよう心掛けた。企画参加者にとって有意義なものとなっていただければ幸いである。  また、本企画で用いられた私による感想の一部は、それぞれの作者のご厚意によって、作品の概要と共に紹介することをお許しいただいた。今後、私の企画に参加しようか検討する際の目安として、また、他ユーザーがどのような工夫をしているのかの勉強として、用いていただければ幸いである。  原作者による返信については、その内容を適宜修正したうえで墨つき括弧【】によって他の文章と区別してある。

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カクヨム2025/08/03
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