あらすじ
仕事一筋で恋愛経験ゼロの経営コンサルタント・マリは、オフィスで徹夜作業中、突然異世界へと召喚される。目を開けるとそこは荒廃した魔族の国「ノクスフェラム」。召喚主である天使のオリビエルは「世界を救う力を持つ存在を呼び出した」と胸を張るが、剣も魔法も使えないマリに、魔族たちは失望する。特に宰相ヴァルガンの冷たい視線は「役立たずを送り返せ」と言わんばかり。しかし、王であるカイザールは「証明してみろ」とマリにチャンスを与える。
農地の復興、人材育成、種族間の対立――混乱する魔族社会に立ち向かうマリは、仕事で培った戦略と管理スキルを駆使して次々と成果を上げる。そんな彼女に、カイザールは次第に心を奪われ、彼女を王妃として迎えることを決意。だが、マリは「これは仕事の一環」と勘違いし、恋愛にはまるで鈍感。
一方、部下として配属された自信のない青年ラゼルは、マリの手腕に惹かれ、成長を遂げながらも彼女に執着を抱き始める。そして、人間の勇者軍や天使の秘術を狙う陰謀が迫る中、マリは果たして魔族の国を救い、新たな未来を切り開けるのか――?