あらすじ

水上家は、集落の豊穣を祈願する巫女の家系。龍の末裔である天沢家と共に地域を見守ってきたが、時代が下がるにつれ、その威光は遠ざかりつつあった。 双子で生まれたため、忌み子として隠され育った主人公は、名前がない。 同じ顔をした姉・水上綾子の影、身代わりとして暮らしている。 虐げられていた彼女は七歳のとき、禊のために訪れた洞窟で銀色の髪を持つお兄さんと出会う。はじめて他人と会話をし、名前をもらった。はじめて『自分』を得た。 しかしそれ以後、お兄さんの姿を見ることはなかった。 それから十年。綾子の許嫁である天沢の息子との祝言が近づく。 姉が嫁げば、自分は存在意義を失ってしまう。 身代わりとして、最後の神事をおこなう前夜。洞窟で禊をする主人公の前に、十年ぶりにお兄さんが現れた。 表紙写真:https://pixabay.com/ja/photos/7242537/ ※他サイトでは、文字数制限を解除した形で投稿しています。

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エブリスタ
エブリスタ2024/07/25
  • 現在の作品龍の嫁取りの物語