あらすじ
セシリア・ド・グランヴィル侯爵令嬢は、その際立つ美貌で社交界を魅了していた。しかし、セシリアは自分の美貌にばかり目を向ける人々の軽薄さに辟易し、そんな人生に失望していた。
そんな彼女の人生は唐突に終わりを告げる。26歳の若さで、病か毒か、謎めいた死を迎えたのだ。葬儀では彼女の生前の振る舞いを非難する者も多くいたが、ただ一人、彼女の死を深く悼む者がいた。
エドモンド・モンテリオン伯爵――彼の手によってセシリアは、再び現世に呼び戻される。
しかし、現世に甦ったセシリアの姿は白骨体に変じていた。