あらすじ
少女『夜波ねね』が公立さかさ高等学校に入学し、三ヶ月が経った頃の話だ。
演劇部に入部し、そこにいる『羽花無百合姫』先輩の話し相手またはパシリをしている。
――或る日、学校全体で『裏田さん』という怖い噂が流行った。それは正面から来た人間の背中に違う顔の人間が正面で張り付き、にやりと笑われると呪われるという話。最初は語られるだけの存在が『怪我』人が出てきたことで『呪い』だと恐怖が伝播していく。
それからというもの『噂』は拡大し、蔓延し、少しのことでも『噂』になっていった。
興味を持った百合姫は、ねねと二人で、そして一人の先生・亜鈴柀サクラを巻き込みつつ、『事件』を調べ始める。
調査していく内に浮かび上がる、人、噂、事件――。
羽花無百合姫が笑う。
――犯人は興味ないわ。でも、首は好きなの――
それを掲げる百合姫は、にこやかに抱きしめた。