あらすじ
屋上に呼び出されていた。
ロッカーに入っていた、ハート模様の便箋。どう見ても“告白”だった。
けれど差出人を見た瞬間、俺はそれが罠だと確信する。
相手は、数日前に転校してきたばかりの高飛車なお嬢様。
学園ラブコメなら、間違いなくヒロイン枠だ。
……でも、これは俺の現実だ。
そんなものに引っかかる俺じゃない。
答えなんて、とっくに決まってる。
「私と付き合いなさいっ!」
「断る」
そう言った、その次の瞬間――
転校生は、ぽろぽろと泣き出した。
……え? なんで?
すれ違いと勘違いから始まる、
想いと過去が交錯する、青春ラブコメ。