あらすじ

騎士団をクビになり、婚約もパー。 パンを食って寝るだけの生活に憧れて、辺境の村に引きこもった俺に――神殿ができていた。 俺に必要なのは、静かな昼寝と、パンと、猫だけ。 ……そのはずだった。 でも、俺には、《世界調律(ワールド・チューニング)》という、ちょっと変わった力があった。 空間の歪みを整えて、現実に起こった出来事を“なかったこと”にする力。 けれどそれを使うたび、ほんの少しだけ、魂が削れるように疲れて、 ……誰かの記憶から、自分の存在が、少しずつ薄れていく。 「もう二度と使わない」──そう決めていたのに。 たった一度、魔物を消し去っただけで、村人たちは言い出した。 「神様が来た!」 「ルーク様、奇跡を……!」 ちょっと待て、俺は神でもなんでもねぇ。ただの無職だ。 それでも朝にはパンが届き、昼には猫が腹の上で寝て、夜には誰かが言う。 「守ってくれてありがとう」 これは、働きたくない元騎士が“神様”に祀り上げられていく、ちょっとズレた村の日常と、 守るつもりがなくても守ってしまう、優しい青年の物語。 パンと猫と、神様と。 今日も村は、勘違いとやさしさでできている。 ===== 📘現在は、王女レイリアとの再会を描いたエピソードを更新中です。 一部に過去の回想を含みつつも、現在の物語とつながった【本編連動型の読み切り風エピソード】となっております。 ※◆マークのついた話は「この章から読んでも楽しめる構成」です。 本編すべてを読んでいなくても、今の章から気軽にお楽しみいただけます🍞 ===== 📘この物語は、毎週〈火曜と土曜の夜〉、20時15分ごろに更新予定です。 時間が前後することもありますが、その際は近況ノートでお知らせしています。 ※通知を受け取るには、よろしければ作者フォローをどうぞ。

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カクヨム
カクヨム2025/04/11
  • 現在の作品婚約破棄された騎士、辺境で無双するのをやめたら神扱いされた件