あらすじ
――ほんっと最悪!!!
十八歳の誕生日、アニカ・リーデルガルドは婚約破棄を突きつけられる。
両親も来賓も全てを放って逃げ出した。
その先で一人の男性に出会うも運命の出会いなんかじゃ全くなくて、めちゃくちゃ失礼な奴だった。
今まで周りの眼ばかりを気にして感情を押さえこんでいたけれど、それももうおしまい。
誰かが望む自分を演じるのなんて、もうまっぴらごめんだ!
「それでは、ご機嫌よう!」
こうしてアニカは新しい一歩を踏み出す。
働くという新しい道を模索しようと一念発起した彼女に舞い込むのは予期しないチャンスだった。
『リーゼリウム帝国国立図書館への招待』
魔導書のみを扱う有名な図書館から従業員を募集する内容の手紙が彼女の元に届く。
渡りに船とはこのこと。
すぐに二言返事を返すアニカに待つのはどんな仕事と出会いか――。