あらすじ
――俺はどこにもいない異常な高校生。
そううそぶく室星九郎の周りでは世にも奇妙な怪奇現象が日常茶飯事。その原因は彼の周りに集まるバケモノ達。実は彼には生まれ付きバケモノが見えるし、聞こえるし、話せるしで、バケモノ達は彼を慕って周りに集まりやんのやんのと騒ぎを起こす。見えない周囲にしてみれば、彼はまるで悪魔の子。親を亡くした天涯孤独の不気味な少年は親戚を盥回しにされる事十数度。高校2年生になった頃13回目の転校でとある地方都市にやって来た。
そこで彼が初めて出会った自分の“同類”。同じくバケモノを認識出来るその少女はしかし自称魔法少女のとんでもないポンコツで……。更に自称賞金稼ぎの銃使いや、悪の大王みたいな中二病少女など色んなバカが集まってくるが、一番困らせるのはやっぱり幼い頃から一緒にいる妖精(自称)のナギア。金の髪に青い瞳、虹色の翅を持った美しい妖精なのに、その口から吐かれるのは下品で危ないたわごとばかりで……。
とにかく周りはバカばかり。天涯孤独の少年は今日も日常がやかましすぎる。