あらすじ
保育士の大森 静香は、ある日、子供をかばって命を落とし、乙女ゲーム『聖剣のアルカディア』の世界で目を覚ます。
しかも彼女は、強大な聖力を持つがゆえにその力を疎まれ、いずれ「偽りの聖女」と断罪される運命にある伯爵令嬢「セレスティア・フォン・ヴァレンシュタイン」に転生していた。
身長190cm、豊満な胸、そして前世譲りの溢れんばかりの母性を持つセレスティア。彼女は破滅フラグを回避するため……ではなく、ただただ可愛い子供たちと触れ合いたいという欲求に従い、王立騎士団の候補生である少年たちの教育係を拝命する。
しかし、その少年たちは、聖女の力を警戒する王家によって送り込まれた監視役だった。セレスティアを危険な悪女と教え込まれてきた少年たちは、彼女の一挙手一投足を監視する。
だが、彼らが目の当たりにしたのは、噂とはかけ離れた、温かく、少しおっちょこちょいで、自分たちを心の底から慈しんでくれるセレスティアの姿だった。
これは、破滅の運命を(無自覚に)覆し、可愛いスパイたちをその大きな愛で手懐けていく、規格外聖女様の物語。