あらすじ
この世界には、12歳になると神々に拝謁し、見染められた者は技能を授かることが出来る儀式─神授式が行われる。
主人公のハートは、神授式で転生者であるという事実を告げられ、幸運にも技能も授かることになる。しかし、彼に課された運命はそれだけでは無かった…
次元を超えた魂はその代償に傷つき、主人公は残り10年しか生きられないのだという。
その残酷な現実に、ハートは言葉を失ってしまう。
そして、授けられた技能は能力値変換、ステータスの値を振り直すというだけのものだった。
本来ならば選ばれるだけでも幸運なこと、しかし、彼はそれ以上の不幸を背負っている。そして、得体の知れない技能に、周囲も胡乱な目をしていた。
だが、ハートはこの技能に可能性を見いだしていた。何故なら授かった技能はもう1つ
─禁忌の書…一度記録した事象を永久に保存し、半径0mに限り再現することが出来るというものだったのだ。
これは、運命に抗う主人公と、最強を目指す一人の少年と、問題児の彼らを放っておけない一人の少女が、数々の苦難を乗り越えながら、やがて世界をも救う物語である。