あらすじ
漫画や本には、必ずと言っていいほど敵の強さを読者に示すために存在する、人、国、モノなどの描写が存在する。
『その日、勝利の花火は上がった。』 その漫画でも、それは変わらなかった。
平民だった主人公の成り上がりを描くこの漫画では、幾多の敵の強さを証明するため、たくさんの比較対象があった。
そしてリアム・ウェリタルゲンは、その比較対象の一つの国に生まれた皇太子だった。そして彼の国は戦争に敗れ、皇族であったリアムやその両親は皆殺しにされる。
………はずだった。
『その日、勝利の花火は上がった』の世界に篠宮晴也が転生した。
そしてあろうことか、篠宮はこの作品の作者だった。
これは、彼が迫りくる死を回避するために奮闘する作品である。