あらすじ
レジーナ王国屈指の悪女にして才女、ドローレスに不幸が降り注ぐ。
王国全土から権力者や貴族を集められて開催する、年に一度の王国設立記念パーティー。
貴族や権力者は横のつながりを広げ、未婚の令嬢は結婚相手を探す場所であり、王族は王国全土に王族の威光を知らしめる大切な日。
そこに水を差すものがいた。
ハビエル・タマメス。ドローレスの婚約者にして、王国の第二王子。その隣には、平民の母を持つベレン・デルガドが怯えた表情で彼の後ろで震えている。
「悪女ドローレス!今日こそ、オマエの罪を告発するッ!!」会場の空気、装飾すらも震わせる高々な告発に周囲は氷つく。
――それは、無罪による告発によるショックの硬直か。はたまた別の意味があるのか。
苛烈な性格からよくトラブルに巻き込まれる美しくも毒々しいドローレスの人生を描いた悪女ストーリー。