あらすじ
今の世界とはまた違う世界…通称「アドレノクロム」では、科学ではなく、魔法が普及している摩訶不思議な世界だ。
その昔、アドレノクロムの人間は魂の代わりともなる「リトス」と呼ばれる宝石の力によって”魔法”という概念を生み出した。
しかし、魔法が生み出されるまでには深い差別と暴虐の歴史が存在し、その上で今の人間たちは暮らしている。
魔法の犠牲となった存在はやがて概念となり、怨念の塊となり、アドレノクロムの世界を蝕み始めた。
そしてそれらはいつしか「デストルクシオン」と呼ばれ恐れられるようになってしまった。
瘴気は溜まり、沈殿し、澱み、汚れた場所はやがて誰も立ち入れぬほどの禁足地となり、人々に敬遠され、恐れられる。
そして陸地を、海を、人を渡りその範囲を徐々に広げていたのだ。
この状況に困り果てたアドレノクロムの王族は、とある賢者に頼み込み、その地を、海を、人々を救うように願った。
その状況に悩んだ末、賢者は言った「別の世界からの手助けが必要だ」と
そうして召喚で呼び出された別の世界の人間、ネットでオカルト知識に卓越した日本人の男「水口」はわけもわからないままオカルトの知識とスレの助力を借り、賢者と旅に出ることになったのだ。
これは世界中の禁足地を浄化して回る賢者と、その手伝いに強制的に選ばれた貧弱な男の浄化研究記録である。