あらすじ
七つの大陸を擁する惑星スィフィルは魔素と凶暴な魔物で溢れている。
人と獣人は妖精と共生し、魔物からの脅威に立ち向かっていたが、溢れ出す魔物の数の暴力によって劣勢に立たされていた。
それにもかかわらず人と獣人は争い、自らの生存圏を魔物に奪われていった。
惑星スィフィルにまだ暦がなかった頃、一人の男が立ち上がり、人と獣人の心を一つにまとめ、溢れ出る凶悪な魔物との戦いを始めた。
男の名はワヒドゥといった。
妖精に愛されたワヒドゥは多くの魔法を使いこなし、武器・防具・魔道具を発明し、文明水準を高め、凶暴な魔物からの脅威に人と獣人が立ち向かえるようにした。
そして一つの掟を残した。
『人・獣人同士では決して争ってはいけない。魔物に足元をすくわれるぞ』
ワヒドゥの子孫もなぜか妖精に愛された。そして長命であった。人と獣人の文明水準は益々上がり、溢れ出す魔物との戦いも優位に進めた。
ワヒドゥの子孫は長い年月をかけて、第一大陸ワヒドゥにおける人と獣人の生活圏を確固たるものとし、スイフィル帝国を建国した。
ワヒドゥの子孫はやがて、他の六大陸で魔物の脅威にさらされ続けていた現地の人と獣人と協力し、長い年月をかけて、国を建国していった。
人と獣人が、現在でも大切にしているものが二つある。
一つ、主人に手を携え、魔法という力を与えてくれる妖精
一つ、唯一絶対の掟『人・獣人同士では決して争ってはいけない。魔物に足元をすくわれるぞ』
この物語は、魔物が溢れる世界で颯爽と生き抜く主人公の冒険譚である。