あらすじ
弟のセナには生まれつき不思議な力があった。人並み外れた高い身体能力と自然治癒力。時折見せる凶暴的な一面。病気か、または遺伝的な何かか。医師である両親は何かを隠しているようだった。
十六歳の少年クリンは、解決策を探すために弟とともに旅に出た。
奴隷の町、叡智の国、産業革命後の先進国……船は、馬車は、世界をめぐる。
クリンは誓う。
「いつかお前がもう大丈夫だって言えるようになるまで、僕が面倒みてやるからな。なんにも心配すんな」
弟は誓った。
「なんのために生まれたのかわかる日がきても、生きている限りこの力は『生み生かし、守る』ために使い続けてやる」
彼らが旅の果てに見つけたものとは一体なんなのか。
<作者一言>
※小中学生の娘にも読んでもらっていますので、ふりがなを多用しております。大人の方々には生あたたかい目で見守っていただければ幸いです。
2022.11月 本編完結しました。現在、ジャックの後日談を鋭意執筆中です!