あらすじ
レストラ島。サンドラ連合王国の北端に位置するこの小さな島では、レアメタルであるミスリルが盛んに採掘され、栄華を極めていた。
だが、それはもう過去の話。ミスリルは採り尽くされ、小さな島は盛者必衰の理に逆らえないでいた。
そんな没落した島の鉱夫であるダンは自らの不幸を呪いながらも漫然とうだつの上がらない日常を過ごしていた。掘っても掘っても出るのは石くればかり。潰れた血豆を見ては「辛い」とぼやく日々。
いつものように他の鉱夫と喧嘩して殴られ、幼馴染に慰められ、惨めな思いをしていたところ、ダンは光り輝くダイスを掘り当てる。それと同時に温泉が湧き出て――?!
「これ、ただの温泉じゃないな。もしかして俺、とんでもないものを掘り当てたんじゃ」
これは、ダンとその仲間達、そして、世界の「幸運」をめぐる物語。
ハピエスト。それは幸せの最上級。
幸せとは何か。運命とは何か。世界の真実に触れた時、ダンが下した決断とは。
♨いい湯、湧いてますよ♨
振り向いてはならない。耐える。
「セゼ、おっきい」
耐える。
「ニーナは綺麗な身体」
耐えられるか?!