あらすじ

天皇の娘として生まれ皇太弟に嫁いだ私。夫に愛されたいが為に政に打ち込んだ平凡な娘は、次第に偉大な政治家に成長する。 私、鸕野讚良皇女 (うののさららのひめみこ)は、 中大兄皇子(後の天智天皇)を父とし、有力豪族蘇我氏の娘、遠智娘(おちのいらつめ)を母として生まれた。 父天智天皇により、祖父は謀反人として自害に追い込まれ、母と家を失った。 謀反人の家族としてひっそりと生きていた私は、父天智天皇によって 叔父大海人皇子の元に姉大田皇女と共に嫁がされたのだった。 政略結婚で結ばれた私たち。 でも、彼を選んだのは、私。 私の名前は、鸕野讃良皇女 (うののさららのひめみこ) でも、『持統天皇』という名の方が分かるのかもしれない。 百人一首の一番目にある 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の  衣干すてふ 天の香具山 この歌のイメージが、私のイメージとなっているのかもしれない。 ゆったりと、おおらかな女人。 しかし、私の人生は、そんな春温かな陽射しの中で戯れる、そんなものではなかった。 ある時は、謀反人の家族として隠れるように暮らし、またある時は、 生きるか死ぬかの選択を迫られる そんな厳しい人生だった。 2025.6.18 コンテスト応募のため加筆修正いたしました。

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エブリスタ
エブリスタ2023/08/01
  • 現在の作品私が、彼を選んだ。   鸕野讃良皇女(うののさららのひめみこ)の物語