あらすじ
ー俺は、忌み子だ
獅堂芥(しどう あくた)は、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能と、世の男子学生が欲するもののほとんどを持っていた。それに、困っている人を積極的に助けるという、まさに完璧超人のような人間だった。
だが、彼は、感情の起伏が乏しい。そして、欲求も少ない。
故に、彼は人との付き合いが苦手だった
そんなある日、彼は学校一の美少女、九鬼一夏(くき ひいな)を助けることとなる。
彼女もまた、文武両道であり、加えて天女のように誰にでも接することから、男子に限らず人気であった。告白の呼び出しも絶えないらしいが、彼女自身、誰かと付き合うことは考えていないらしい。
無論、彼には下心などない。
そもそも彼は、愛を知らないのだから-