あらすじ
主人公・奉城玲志は、教師に命じられた公用で空前絶後の事態に巻き込まれてしまう。
訪れた他校は現実改変を行うデバイスの力によってRPGのように変貌しており、生徒たちはその世界——ウィルスカイを遊び倒していたのだ。
しかし、玲志はゲームをやったことがないためこの現実ルールでは無能化してしまう上に、ただの雑務だったはずの公用が命懸けのクエストになってしまう。
マイナス273.14から始まる絶望的状況。
彼はクエストから生き延び、この異様なファンタジー世界を消滅させることができるのか?
【考えを止めるな】
……え? 消滅させる理由?
特に考えていないけど、こういうファンタジー的な空間って最後に元に戻すのが正解なんじゃないかな?
【現実は弱く儚い】
あの小説も、あのマンガも、あのアニメも、あの映画も、あのゲームだって、そういう終わり方をしてるよね?
そうそう、最後に「現実に帰れ」ってメッセージが力強く打ち出されるって寸法さ。
【ウィルスカイの力抜きでは】
だから、ウィルスカイも元に戻すべきだと思うんだよね。
それが正しいんだ、うん。
【現実を護れない】
とりあえず、悪いことは起きないさ。
絶対にね。