あらすじ
小学校五年生の逢坂剣城(おうさかつるぎ)は、けん玉教室の先生の片瀬蓮斗(かたせれんと)と出会いをきっかけに『けん玉』を使って戦う、けん玉バトルの世界に踏み入れる。
けん玉バトルとは、昔ながらの遊び『けん玉』の技でチャージし、心を通わせたパートナーと共に技を繰り出して戦う競技。
専用の端末〈バトルギア〉を使い、パートナーとの絆と技術で勝敗を競う。
剣城はけん玉バトルで、パートナーや友達、けん玉教室の先生との関わりの中で、励まし、励まされながら努力を重ね、成長していく。
そんな中、剣城の前に立ちはだかったのは、片瀬零奈。彼女はけん玉が大好きでありながら、『教室の娘』という色眼鏡で見られることが嫌で、けん玉から距離を置いていた。
剣城とのバトルを通して、零奈の中に眠っていた情熱が再び火を灯す——。
登場する子どもたちは皆、それぞれの悩みや葛藤を抱えながらも、けん玉バトルを通して他者と向き合い、自分自身の弱さと向き合っていく。勝ち負けだけではなく「気持ちを込めて挑むこと」「誰かと心を重ねること」の大切さを、剣城たちはけん玉を通して学んでいく。
古き良き遊びと、現代の熱いバトルが融合した世界で繰り広げられる、友情と成長の物語。