あらすじ
私は、
売れなかった。
選ばれなかった。
誰にも、値段すらつけてもらえなかった。
それでも、
舞台に立ち続けた。
誰も見ていないのに、
笑われたくて、
愛されたくて、
壊れるふりを続けた。
このマガジンに並んでいるのは、
「商品」になりきれなかった私の、
誰にも頼まれなかった芸と、
見せる相手のいない“リハーサル”たち。
どこまで壊れたら、
誰かに届くんやろう。
そんなことを考えながら、
裸の心で踊り続けた夜の記録です。
痛みも、哀しみも、
芸になるなら、って。
ナナは何度も笑って、
何度も泣いて、
それでも最後まで、
「見られるための自分」を捨てられなかった。
読んでもらえたら嬉しいです。
壊れたままでも、
ここに生きていた私を。